皆さまこんにちは、ケーズ住宅販売の辻村です。
先日の地震は大阪では観測史上最大となる震度6弱との事で、摂津市に住んでいる私の家もかなり揺れました。
幸い私も家族も怪我はなく、テレビや食器などが倒れて大変でしたが、家自体は大丈夫なようです。
さて、今回はそんな地震への備えとして、「耐震等級」についてお話致します。
我が家の建築確認済証です。ちなみに等級は1です。
一緒に写ってるのは新しい家族の一員の「みーちゃん」かわいいです♪
いまは結構この耐震等級、関心をもたれている方もいらっしゃるのでご存じの方も多いと思いますが、等級1~等級3の3段階となっており、等級3が一番強度が高い基準となっております。
等級の基準
●等級1 震度6強~震度7程度の地震に対して倒壊しない建物
●等級2 等級1の1.25倍の強度のある建物
●等級3 等級1の1.5倍の強度のある建物
という基準が定められており、「等級1」の震度6強~震度7程度の地震というのは、阪神淡路大震災と同規模の地震を想定されており、この「等級1」が今の建築基準法によって定められている強度となります。
ですので今、新築住宅を建築する場合必ずこの「等級1」の基準をクリアしないと建築許可がおりず、建物を建てることが出来ません。
逆な言い方をしますと、どちらの事業主さんの新築物件でも、必ず「等級1」は確保されており、あの阪神淡路大震災規模の地震が来ても倒壊しない基準で建てられていることになります。
まずはそこを基本に、等級2、等級3と等級が上がるほど、家の強度も高くなります。
ただ、等級を上げるとそれだけ「耐力壁」と呼ばれる地震の揺れに抵抗する壁の量を増やさなければならず、大阪市内の都市型3階建て住宅などでは間取りの自由度、窓の数・大きさなどが制限される場合もありますので、一概に等級を上げるというより、間取プランとのバランスを考える事が大事なように思います。
例えばすっきり広々したリビングにしたいけど、等級3にするならどうしてもリビングの空間のどこかに幅90cmの壁を設けなければならない…
また、ここに大きな窓が欲しいけど、どうしてもそこには耐力壁を設けなければならず、窓がつけられない、または小さくしなければ…
というようなこともあります。
もちろん、壁を設けなければならない場合でも、まったく不自然な位置ではなく、設計士と打ち合わせの上、出来る限りお客様のご要望に沿う位置を検討して家造りをしてまいります。
以前は一般的な建売住宅では、そういったお客様の要望に対して、なかなか対応していない事業主さんも多かったように思いますが、最近ではこの耐震等級についても柔軟に対応する事業主さんが増えております。
私たち販売会社はただ物件を売るだけでなく、出来る限りお客様のご要望、ニーズを事業主さんに伝え、そのお客様にとって本当に良い家造りのお手伝いをすることも重要な仕事ですので、まずはどんなことでも私たちにご希望をぶつけてください!
ケーズ住宅販売に任せてよかった、と心から思っていただけるよう、全力でがんばってまいります!!
最後まで読んで頂いてありがとうございます!
それではまた来週(^-^)/