さて、今回は「住宅用地」についてお話いたします。
大阪市内では家を建てたいけど、なかなか土地が見つからない、という方が結構いらっしゃいます。
「建売り住宅」や「建築条件付き宅地販売」というのはあるんだけど、自分が好みのハウスメーカーや工務店で建てられる「売土地」となると、極端に物件の数が少なくなってしまいます。
特に人気エリアでは希望に合った土地を見つけるのはかなり難しくなります。
何故か?
それは不動産流通のしくみが原因なのです。
例えば100坪の土地を地主さんが売りたい、となるとまずは不動産会社や、お付き合いのある銀行、信用金庫さんなどに相談にいかれます。
そこからその情報は一般に公表されることなく水面下でいくつかの不動産会社がその情報をキャッチし、その土地の立地や環境などを踏まえて「建売り」にする、「収益のアパートを建てる」など事業計画を立てて購入します。
つまり一般のエンドユーザーさんが目にすることなく、その土地は売買され、情報が表に出る時は購入した不動産会社の分譲地や、賃貸物件として出てくることが多いのです。
ですのでハウスメーカーで建てられる土地、というのはなかなか出てきません。
ではどうするか?
まず、ひとつはハウスメーカーをあきらめ、希望の広さ、立地にある「建築条件付き宅地販売」の物件を購入し、自由設計で家をたてる方法。
「建築条件付き宅地販売」というのはいわゆる「建売り」と同じで、間取が自由に決めれる、という物件です。
この場合、お好きなハウスメーカーはあきらめねばなりませんが、一般的に建物価格はハウスメーカーよりお安くなります。
一昔前は建売りというと、ハウスメーカーとはかなりグレードの差があるようなイメージだったかも知れませんが、最近は結構設備や工法もハイグレードな物件も多くなっております。
「建売り」だから、と一概に除外せず、まずはその物件の仕様を見て、例えば設備などでこだわりがあるもの、キッチンやお風呂のアップグレードや、断熱性能のアップ、太陽光発電、エコウィルなどのコージェネーレーションシステムなど、最近はオプション設定で対応している業者さんも多いです。
ですのでまずは希望の立地に広さがあった物件を見つけられたら、まずはその販売会社に資料請求されるのをおススメします。
次にどうしてもハウスメーカーで建てたい、という方でしたら、やはりこちらもご希望のエリアに「建築条件付き条件付き宅地販売」が出ればまずは販売会社に連絡し、建築条件を外して購入したい、とぶつけてみるのも良いと思います。
この場合、少し相場より高くなる場合が多いですが、ご希望の土地を手に入れることが出来ます。
相場より高くなるといいますのは、「建築条件付き宅地販売」では事業主が事業計画で利益を見込みます。
そこには建物の利益も含んでおり、土地で販売するとなるとその建物の利益を土地の販売価格に乗せることになり、どうしても一般的に高くなってしまうことが多いです。
ただ、どうしてもお目当てのハウスメーカー、工務店で建てたいという事でしたら、この方法も検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん当社ではそのようなお客様に物件をお探しし、いろいろご提案させて頂きますので、大阪市内、阪神沿線、京阪沿線などご希望のエリアを教えて頂けましたら全力で対応させて頂きます!
それでは最後まで読んで頂きありがとうございます!
また次回(*^_^*)/