今日は土地の価格についてお話します。
土地の価格(価値)にはいろいろな要素があり、例えば同じ市町村であっても「土地の坪単価」は条件により違います。
その要素とは
1.土地の地形
土地を真上から見たとき、同じ広さでも間口(道路に面している辺)と奥行きの辺の長さの比率が坪単価に影響します。
一般に間口が広い方が評価が高くなり、逆に間口が狭く奥行きが長い土地は割安になります。
また正方形・長方形など四角形に近いものと、三角形や多角形、極端な台形だと、やはり四角形の方が良い評価となります。
2.方角
やはり日当たりのよい南向きが一番高評価となります。
また、角地や両面道路なども評価のあがるポイントとなります。
3.高低差
道路面と宅地部分の高低差ですが、もちろんフラットな方が便利なのですが、例えば山の手の閑静な住宅街では高台の上に建物がある物件が多く、一概に高低差があって評価が下がるわけではありません。
しかし大阪市内の場合など、山の手でなければやはりフラットな方が良いですね。
4.前面道路
敷地の前の道路ですが、こちらも幅員が4m以上あると評価が良いです。
ただ一般的な住宅の場合ですとあまり交通量の多い道路より、6m~8mくらいの幅が好まれ、商業ビルや店舗などは広い幹線道路沿いに人気があります。
5.環境
こちらも住宅地と商業施設では少し評価が変わってきますが、やはり一般に交通利便のよい(駅に近い)場所の方が評価は高くなります。
他にも買い物施設や医療施設、また周辺の建物なども評価に影響してきます。
住宅地の場合、やはり隣に工場などがあれば評価は下がります。
以上が主な土地価格に影響する要素ですが、やはり不動産を購入されるならしっかりとご自分の目でご確認頂くことが重要です。
それではまた次回(*^_^*)/