本日は「リースバック」についてお話します。
「リースバック」ってまだあまり知らない方も多いと思いますが、簡単に言うと現在の住まいを売却し、売却後もそのまま住み続けることができるというシステムです。
ここ数年需要が高まってきており、私たちセンチュリー21も取り扱っております。
まずこのリースバック、どのような方に適応するかといいますと、
1.相続対策
例えば親御さんがお亡くなりになって、相続した家にお住まいの場合、当然そのまま住み続けることになるのですが、税務署から相続税がかかってきます。
そんな時一旦その家を売却し、その後買い取った業者と賃貸契約を結ぶことによってそのまま住み続けることができ、売却資金を相続税に充てて頂けます。
2.老後の資金
お仕事を引退され、年金だけではこの先不安だというような場合、売却資金でまとまったお金を手にしたうえで、思い入れのある家にそのまま住み続けて頂くことができます。
3.住宅ローンが苦しい
長い人生、家を買ったときと収入の状況が変わってしまう場合もあり、このまま住宅ローンを支払い続けることが難しくなった場合、売却資金で住宅ローンを完済し、そのままお住まいになっていただけます。
例えば任意売却や競売などにかけられた場合、売却をご近所さんに知られてしまいますが、リースバックなら周りにはわかりません。
などなど、このほかにも事業の運転資金や生活費など、売却資金のお使い道は自由ですので、現在の住まいにずっと住み続けたいけどお金が必要な方に利用されております。
次にリースバックのポイント(センチュリー21の場合)は、
1.売却後に賃貸契約を結ぶ
2年間の賃貸契約を結んでそのままお住まい頂き、期間満了時には契約の延長、契約の終了どちらかを選んでいただきます。
契約延長には回数の制限を設けていませんので、お家賃の滞納などがない場合はずっと継続してお住まい頂けます。
2.どんな物件でも対象
一戸建てやマンションはもとより、一棟ビル、店舗、事務所、土地、収益物件など資産価値のあるものであればOK
3.買戻し
賃貸契約後、再売買契約によって買い戻して頂くことも可能です。
4.現在の住宅ローン等の残債
このシステムは売却資金を現金で手にして頂くことが目的ですので、例えば住宅ローンなどの残債が、買取査定額を上回る場合はご利用頂けません。(ご利用頂く場合は残債の不足分を逆に現金にてご用意頂く必要があります)
5.融資ではありません
リースバックはあくまで物件の売却が根本のお取引ですので、融資審査などのようなものはありません。
事業資金、運転資金の調達が難しい場合でもご利用いただけます。
以上、リースバックについてお話しましたが、もっと詳しくお話が聞きたい、ということでしたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございます!