皆さまこんにちは、辻村です!
もうすぐ4月、だんだん暖かくなっていきますが、今年はコロナウイルスの影響でお花見やイベントなど控えられる方も多く、休日はご自宅で過ごされる方も多いと思います。
さて今日はご自宅での換気についてお話します。
近年の家は断熱性能が高くなっている反面、気密性が高い為にシックハウスなどの問題が表面化してきました。
建物に使う建材や家具からホルムアルデヒドが発散し、気密性が高い室内に充満してしまうことにより、頭痛やめまい、湿疹などシックハウス症候群にかかってしまうのです。
そこで2003年に建築基準法が改正されて、建材に使う資材など有害物質に対する規制が作られ、また常に家の中の空気を入れ替える24時間換気システムが義務付けられました。
この24時間換気システムには第一種から第三種まで三種類の方式があり、一般的な住宅には各居室の給気口から自然に空気を取り入れ、お風呂の換気扇から機械的に室内の空気を排気する第三種換気システムが使われています。
ですので各居室にある給気口は常時開けておき、お風呂の換気扇は常に入れっぱなしにしておく必要がありますので、デメリットとして冬は寒い、という声も良く聞かれます。
対策として風量の調節できるものは調節し、お風呂に入る時だけ一時的にOFFにするなど、工夫されるのも良いと思います。
いずれにしても家の中の空気を滞留させず、常に新しい外気と循環させることができるので、やはり健康には良いシステムですね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次回(^_^)/