今日は「今年の地価公示」のお話です。
地価公示とは、国が毎年1月1日時点での全国にある基準値の地価を公示するもので、一般の土地取引の指標となるものです。
今年の地価については、全国平均(全用途平均)が5年連続上昇となり、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)でも全用途、住宅地、商業地、工業地のいずれも上昇継続しております。
大阪圏の住宅地で見てみますと
●大阪市では1.2%上昇。横ばいの大正区・旭区を除くすべての区で上昇が続いています。
●西区ではマンション用地需要を背景に20.3%と顕著な上昇となっています。
●堺市では2.1%上昇、北大阪でも吹田市、箕面市、豊中市、茨木市、池田市など上昇が続いております。
●東大阪及び南大阪では関西国際空港周辺を除き、下落が続いている市町村が見られます。
●お隣の兵庫県では神戸市が0.4%上昇、またJR・阪急・阪神沿線では堅調な需要を背景に、芦屋市、伊丹市、西宮市、宝塚市で上昇が続いており、尼崎市も昨年の下落から上昇に転じています。
●京都1.8%、奈良0.4%上昇とこちらも昨年に引き続き上昇しております。
と、このように今のところ一部を除いて大阪圏でも堅調に推移しております。
ですが、やはりコロナ禍の状況でこの先どうなっていくのか、注意深く見ていきたいと思います。
とにかくマスク・手洗い・アルコール除菌など、出来ることを励行して、お互い気を付けてまいりましょう!
それではまた次回(*^▽^*)/