今日は、国(住宅金融支援機構)と民間金融機関が提携して
行っている住宅ローン「フラット35」についてお話いたします。
以前にもフラット35についてはこのブログでも取り上げました
が、今回はフラット35を選ぶ2つのメリットをご紹介いたします。
※住宅金融支援機構のHPより
メリット1
全期間を通じて固定金利のため、将来月々の支払額が変わらない
現在フラット35の金利(2020年7月現在)は、取り扱っている
金融機関によって少し違いがありますが、最低金利で1.3%と
なっています。
一方、市中銀行の変動金利ですと、おおむね0.5%~0.8%の
範囲で適用されますので、単純に比較すると「高い」、と感じ
られるかもしれません。
ただやはり、経済情勢の変化により、変動金利では「上昇する
リスク」があり、その点ではフラットにより「安心を買う」、事
ができます。
※もちろん変動金利では「下降するメリット」もあります。
また、約10年前のフラット35の金利は最低金利で2.5%~2.7%
であったので、それからくらべるとおよそ半分の利率となって
おり、おおいに検討する余地はあるかと思います。
メリット2
自営業者の方や、派遣社員の方の審査が比較的緩やか
市中銀行では、一般的な会社員ではない、自営業者の方や、
派遣社員、期間従業員の方の審査は厳しくなっております。
また、会社員の方でも勤続年数1年以上が原則となっており、
転職後間もない方はむずかしい状況です。
その点フラットですと、直近2年間の収入証明を提出し、そのうち
昨年の年収が借り入れる金額に対して基準を満たしていれば、
業種・勤務形態に関わらず審査がおります。
また、転職して数か月、という方でも現在の勤務先の給与明細
から見込み年収を算出して審査してくれます。
実際私のお客様でも勤続が短くても新築一戸建てをご購入頂いた
方が数組いらっしゃいます。
ですので、例えば市中銀行のローン審査で通らなかった方や、
住宅ローンを組んで、将来金利が上昇したら…などお悩みの方
は、一度「フラット35」をご検討されてみてはいかがでしょうか。
あきらめていたマイホームが実現できるかもしれません。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
また次回(*^_^*)/