早いもので今日から10月、朝晩過ごしやすくなりましたね。
ただ季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お互い注意してまいりましょう。
さて、今日は住宅ローンを組む際に加入する、団体信用生命保険、通称「団信」についてお話します。
「団信」とは長い住宅ローンの返済期間中に、万が一ローンの債務者である一家の大黒柱が亡くなってしまう、または高度障害状態になってしまった場合に、残りの債務を保険で賄う、というもので、通常保険料は住宅ローンの金利に含まれております。
民間の金融機関ではこの「団信」に加入することが、住宅ローンを借り入れる条件になっております。
また多くの金融機関では「団信」に特約を付し、手厚い保証を受けれるものもあり、この場合は金利アップにより特約分を賄います。
金融機関(提携している保険会社)によって、いろいろ特色があるのですが、ここでは多くの金融機関が採用している団信についてご紹介いたします。
・一般団信(特約なし)
まずは通常の特約無しの団信。死亡・高度障害状態になった場合のみ保険金が支払われるもので、金利のアップもなしです。
・三大疾病特約
こちらは通常の団信+がん・脳卒中・急性心筋梗塞の三大疾病になった場合、保険金が支払われるものです。
ただし、がんについては上皮内がんは非該当、脳卒中・急性心筋梗塞については60日以上仕事ができない状態になった場合のみ、など条件がつきますので注意が必要です。
おおよそこの三大疾病特約の場合、0.2~0.25%の金利アップで設定している金融機関が多いです。
・8大疾病特約
上記の三大疾病に加えて5疾患(糖尿病・高血圧・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎不全)をカバーする特約です。こちらも180日以上入院した場合、などの条件が付きますので、必ず前もって銀行の担当者にご確認ください。
おおよそ0.3%程度アップする場合が多いようです。
以上、団信について簡単にお話しましたが、転ばぬ先の杖、十分特約については理解され、検討されることをおすすめいたします。
さて、次回はもう少し団信についてお話します。
それでは(*^_^*)/