今回は特に中古戸建を購入される場合、平成12年以前の建物と以降の建物について注意点をお話します。
先程述べたように平成12年に耐震基準が強化されたのですが、もう一つ注目すべき点があり、それが「建ぺい率」と「容積率」です。
建ぺい率とは土地を真上から見た場合、その面積に対してどれだけの大きさの建物が建てられるかという規制で、地域により40％・60％・80％などと決められています。
また容積率とは同じく土地の面積に対して、建物の延べ床面積（建物の各階面積の合計）がどれだけの大きさまで建てられるかの規制で、こちらも地域により150％・200％・300％など定められています。
この建ぺい率と容積率については以前より定められていたのですが、平成12年の法改正以前は、守られていない（規定より建物面積をオーバーしている）物件が多いことが挙げられます。
もちろん全ての物件がそうではないのですが、特に大阪市内、市内に隣接した郊外の地域についてはかなり数が多いです。
次回、この建ぺい率・容積率オーバーの物件について、もう少し詳しくお伝えしてゆきます。
それではまた次回(*^_^*)/
